パペットカウンセリングとは?

本当は話したい気持ちがあるのに、
うまく言葉にできない…。

そんなとき、そっと寄り添い、心の声を引き出してくれるのが、
パペット(人形)を使った『パペットカウンセリング』です。

パペットと対話することで、普段は言葉にしにくい気持ちや悩みを自然に表現しやすくなります。

子どもから大人まで、誰でも気軽に取り組むことができ、
自分自身と向き合うためにも、
人とのコミュニケーションを深めるためにも活用されています。

パペットとの温かな対話は、心を軽くし、明日への一歩を後押ししてくれます。

パペットLAND(You Tube)

パペットカウンセリング協会代表理事・鈴木幸一(くまさん)と、 子役俳優の加藤庵次くんが、
人形劇の魅力と、そのもうひとつの効果的活用『パペットカウンセリング』について、楽しく解説しています。
子どものためだけものではない、パペットとの付き合い方を、ぜひご覧ください。

パペットカウンセリングをやってみる
  • 相手の注意視線がパペットに向くよう、手にしたパペットを動かしながら話しかけます。
    相手がパペットに感情移入しやすいよう、いつもとは違った声色でパペットになりきって優しく話しかけてあげましょう。

  • 手にしたパペットを自分に向けて、対話します。少し動きをつけてあげると、より愛着が湧いてくるでしょう。
    会話は、声に出しても心の声でも大丈夫です。あなたの素直な気持ちを、パペットに打ち明けてみましょう。

人は、ストレスや孤独感、悲しみを抱えたとき、自分以外の存在に心の支えを求めることがあります。

それは家族や友人、恋人かもしれません。
ある人にとっては、ペットや植物、愛車であったり、好きな芸能人やアニメのキャラクターであったりすることもあるでしょう。


こうした心の働きの背景には、「アニミズム」という考え方があります。

アニミズムとは、生物・無生物を問わず、あらゆるものに生命や魂が宿ると考える世界観です。

人は、自分以外の「生」を感じられる存在と関わることで、安心感や癒しを得ることがあります。

このアニミズムの考え方をもとに、人形やぬいぐるみを心のケアや対話支援に活用する手法が「パペットセラピー」です。

パペットとは、人の手によって動かすことができる人形やぬいぐるみのことを指します。

また、用いるのはパペットだけではありません。
アニミズムの考え方によって人格や感情を感じられるものであれば、さまざまなものを活用することができます。

感情移入できる存在に動きを与え、対話を行うことで、自分の気持ちを表現しやすくなるのです。

そして、このパペットセラピーをカウンセリングに応用したものが「パペットカウンセリング」です。
次のような効果を得られると考えられています。

パペットカウンセリングは、パペットを通して他者との対話を支援するだけでなく、
自分自身と向き合うためのセルフカウンセリングとしても活用できます。

自分のタイミングで、日常生活の中で気軽に取り組むことができる、身近で実践しやすい心のケアの方法です。


幼い頃、人形やぬいぐるみに話しかけたことはありませんか。

ペットに話しかけながら、心の中で返事を想像したことはありませんか。

美しい花を見て、思わず微笑みかけたことはないでしょうか。

大切にしているカップを磨きながら「いつもありがとう」とつぶやいたり、
長く愛用していたバッグが壊れて「ごめんね」と声をかけたり、
部屋に飾っているマスコットに「おはよう」と挨拶したり。

私たちは日常の中で、知らず知らずのうちに物や存在に気持ちを向け、対話をしています。

そのような瞬間こそが、アニミズムの自然な表れなのです。